商品詳細WINE DETAILS
ワイン名 | ミヤルスト ルビコン |
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wine name | Meerlust Rubicon |
生産者 | ミヤルスト |
生産地域・格付け | ステレンボッシュ地区 |
ヴィンテージ | 2018 |
ぶどう品種 | カベルネ主体 |
色・タイプ | 赤 フルボディ |
料理 | 醤油・味噌系 /ソース(トマト)系 /ソース(スパイス)系 /スパイス系 |
利用シーン | パーティで /プレゼントに /家飲みに /レストランで |
内容量 | 750ml |
JANコード | 6009648622647 |
南アフリカで最も古い歴史と伝統を誇るワイナリー
セパージュ比率は作柄によって微調整しますが、概ねカベルネ・ソーヴィニヨンが70~80%。細かなロットで発酵と樽熟成を施し、ボトリング前にアッサンブラ―ジュ。数年にわたる瓶熟を経て出荷される、ミヤルスト社のフラッグシップワインです。
生産者についてWINEMAKER
300年の歴史を誇る名家、Myburgh家が1756年からワインを造り始め、現在では8代目。ワールドクラスワインの生産者としてその名声は確立しており、イギリスやフランスをはじめヨーロッパ各国、アメリカ、カナダにいたるまで、多くの愛飲家に楽しまれています。
なかでも、フラッグシップワイン‘ルビコン’は南アフリカワイン全体をからみても特別な存在。1960年代、先代オーナーであるNico MyburghはボルドーのCh.ラフィットロートシルトでの修業。その間、彼はその土壌が故郷の実家ミヤルストと酷似していることに気付く。ミヤルストに戻ったNicoは、その自らの信念と経験からボルドーブレンドのワインを造り始めました。当時、南アフリカにおいてカベルネソーヴィニヨンを主体とするボルドーブレンドで成功を収めたワインは無く、偉大なワインができる保証はありませんでした。しかしNicoは情熱を糧として試行錯誤を繰り返し、ついにヴィンテージ1980をリリース。すると、たちまちそのワインはその品質の良さが話題となり、ミヤルストの名声を一層高めることとなりました。
この‘ルビコン’の名は、古代ローマ帝国のユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が帝国の改革を決断した場所‘ルビコン川’に肖った名前。
ローマ帝国では当時このルビコン川を国境とし、自国の軍にあっても遠征から戻る際にこの川で武装解除をしない限り、反逆罪とみなされる事となっていました。
カエサルは、腐敗した保守派元老院体制から自らをリーダーとした新体制に改革するため、このルビコン川を武装解除せずに越えたのでした。その決断の際の言葉‘賽は投げられた’はあまりに有名な話です。この‘ルビコン’は、南アフリカにおける新しい一歩となるワインとして命名されました。
彼らに自分たちのワインはどんなスタイルかと問うと‘CLASSIC’の一語でした。その理由を当主Nicoに聞けば「南アフリカの生産者の多くはヨーロピアンスタイルのエレガントなワインをオマージュしている。私もその一人だ。特に我々ミヤルストのワインはニューワールドとは一線を画しているだろう」と話します。以前ジャンシス・ロビンソンが口述した「南アフリカはニューワールドとオールドワールドの間をとるバランスの良さ」とは、このミヤルストを指したのかもしれません。